助産師のこと

助産師って?
私は20代半ばまで助産師という仕事のことをあまりよく知りませんでした。関わることも全くなかったし、イメ−ジでは「赤ちゃんをとりあげる人」というものでしかありませんでした。
そのイメ−ジのとおり、助産師は「お産に関わる人」です。
妊娠中の妊婦健診では、妊娠中の生活や出産準備、注意することなどの説明をしたり、様々な相談を受けたりします。
出産の時には、お母さんが安心して赤ちゃんを産めるようにそばにいて出来る限りのことをします。

ただ、それだけではなく助産師はもっともっと色々なことをしているのです。
例えば・・・
*学校で「いのちの誕生・大切さ」について伝えていく
*思春期相談
*家族計画指導
*産後の乳房ケア(母乳がスム−ズにでるようにしたり、赤ちゃんが吸いやすいようにサポ−トします)
*産後の母子訪問(育児相談、色々な悩み事なども聞いていきます)
*更年期相談
などなど・・・

どこにいるの?
まず、病院の産科(産婦人科)にはいます。
ただ、私の田舎のほうではほとんどいないことが多いです。(地域によって差があります)
その他に、市町村に勤務している助産師もいます。また、委託で市町村の母子訪問をやっている人もいます。
開業して分娩介助をしている人もいれば、分娩はしないけれど育児相談・おっぱい相談・ケアだけをやっている人もいます。
開業すれば自宅が仕事場になったりもします。
病院で勤務する助産師(勤務助産師)の方が圧倒的に多いため、機会がなければなかなか出会えないとは思います。
でも、是非近くに助産師を探して気軽に相談してみてください。
女性はもちろん、男性も遠慮しないで。
女性のからだのこと、お産のこと、いのちのこと、おっぱいのこと、子育てのこと、避妊のこと、その他悩んでいることなど・・・
何でも相談してください。

文献紹介 

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