任国外旅行

青年海外協力隊では、任期の2年間で合計20日間の休暇をいただき任国外へ行くことができます。
ただし、任国によって行ける国が決まっているのでその中から選ばないといけません。
セネガルは、モロッコ、カ一ボ・ヴェルデ、ガンビア、マリ、モ一リタニア、フランス、スペインです。
その時の情勢によって渡航可能かどうか判断されます。
私は、フランス語を学びたいと思ったので迷わずフランスへ行くことにしました。

旅行日程
2004年9月18日 セネガル航空 ダカ一ル1時発 パリ到着8時半
             TGVにて南仏HYERESへ。ホ一ムステイ先に到着。
9月20日〜10月1日 2週間の語学学校。
10月2日〜4日 キャンピングカ一滞在(フランス人と日本人夫婦の家に泊まりました)
10月4日〜7日 パリ

                          

セネガルを出発してフランスへ!
降り立ったパリは少し肌寒くて私にとっては気持ちが良かったです。
まず、服がないのでガイドブックに載っていたお店へ。周りを見渡せば、コ一トを着ている人が多く、薄着でしかも
ちょっときたならしい格好の私は浮いていました。長袖のブラウス、学校用のバックなどを購入して駅へ。
フランスの新幹線TGVに乗って南仏へ向かいました。到着駅にはホストファザ一が迎えにきてくれていました。
久しぶりの先進国。何もかもがきれいに見えました。値段交渉しなくてもいいし、「日本人!」なんて叫ぶ人もいない。
なんだか、軽いカルチャ一ショックを受けました。

  私がステイしたHYERESという町です。 こじんまりとしたかわいい街でした。                                               
ホストファミリ一の家は、語学学校から歩いて5分くらいのところでした。
お母さんは元手術室の看護師さん。
学校から帰ると、私の話の相手をしてくれました。
それに、フランス料理も教えてもらいました。かなりコツはつかめたと思います。
帰国後に色々作ってみたいなぁと思っています。

語学学校のHPはこちらです。



家には、ガファという犬がいました。かなりかわいい。しぐさとか、何もかもがうちで長年飼っていた
犬(ミミちゃん)にそっくりで思い出してしまいました。毎日毎日、思いっきり抱いていました。

この日はホストファザ一の誕生日なので親戚や息子さん達が集まり賑やかでした。いつもは両親と私の3人だけの食事ですが、料理はいつもこんな感じで豪華でした。
セネガルでは、滅多に食べられないものだらけ。セネガルにあっても高価でしかも首都へ行かないと手に入らないようなものです。何にでも感動しておいしくいただきました。



週末
気分転換にパ一マをかけてみました。それに、フランスで買った服もきて久しぶりに化粧なんかも
してしまいました。語学学校の友達と一緒に、土曜市場へ行って街の広場にあるレストランでお食事。デザ一トはもちろん大好きなアイスクリ一ムでした。幸せなひととき。


                これが毎週土曜日の午前中にだけ開かれる市。
大勢の人たちが買い物にやってきます。
店も沢山並び、かなり活気にあふれていました。
ただ、昼過ぎるとあっという間に店がなくなり閑散とします。



フランスの産科病棟見学
ホストマザ一に頼んで、HYERESの公立病院の産科を見学させてもらいました。
ベッドは19床、他に陣痛室に4床。年間の分娩件数は1200件だそうです。帝王切開率は20%。勤務する助産師は17名。2交代制で日勤は7時〜19時。夜勤は19時〜7時です。
ベッド数が足りないということもあり、入院期間は3〜4日と日本と比べると短めです。
こちらの病院では、BFH(赤ちゃんにやさしい病院)の申請をしたいと思っているそうです。
まだ準備ができていないのですが、母乳ケアには力を入れているそうです。
ちょうど同じくらいの歳の助産師が、かなり私のことに興味をもってくれました。フリ一スタイル分娩のことや、お産の時のケアについて・・・などなど助産師として同じような気持ちをもってやっているんだなぁと感じられてとても親近感がわきました。嬉しかったです。彼女からの情報で、意外だったのはフランスには助産院というものはなかったようです。2004年、今年になってやっと第一号が開業したそうです。助産院のことをフランス語では
Maison de naissanceと言います。ドイツとの国境近くのStrasbourgという街の近くの小さな町(Shiltighein)にあるそうです。
どんなところなのか、興味あります。機会あれば見学に行きたいと思います。


地中海クル一ズ
フランス人と日本人の夫婦がやっている島巡りツア一に参加しました。
HYERESの港から数キロ離れたPorquerolles島へ行きました。
シュノ一ケリングをしたり、浜辺で昼食を食べたり、採れたての生ウニを食べたりと
かなり楽しめます。
このツア一・宿のご案内はこちらです。


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