一般情報      
         セネガル共和国の国旗 緑:農業と希望、黄:富 赤:血(この国が過去にたどった苦難と努力)星:勇気


面積:日本の2/1よりちょっと大きい
人口:990万人(世界人口白書2002年より) 人口増加率約3%/年と深刻は人口問題を抱えている
独立:1960年(1890年〜仏の植民地であった)
初代大統領:レオポルド S. サンゴ−ル大統領(1960年〜1980年)
現在の大統領:アブライ・ワッド大統領(2000年〜)
主要農産物:落花生、砂地に多く生息できる。仏植民地時代に換金植物として導入された。
国樹:バオバブの木 葉や実も食べられる。ビタミン、カルシウムが含まれている。皮は縄づくりに使用される。
首都:ダカ−ル(DAKAR) 人口約200万人(全人口の約25%)
人種:ウオロフ族44%、プル族23%、セレ−ル族15% 他
言語:フランス語(公用語)、その他各部族語→ウオロフ語が全国共通の言葉。
宗教:イスラム教95%、キリスト教5%,伝統的宗教。
地理:アフリカ大陸最西端、サハラ砂漠地帯の南端に位置する。国土のほとんどが低い平地。高地は東部にあるだけ。
気候:雨季(7月〜10月)、乾季(11月〜6月)乾季には沿岸部で気温は低くなるが、内陸部ではサハラから熱風が吹くた
    め、気温は下がらない。

私が今いるところ:カオラック州ニオロ県パオスコト郡
首都ダカ−ルから約250キロ離れたところ。乗り合いタクシ-で約5時間。ダカ−ルからカオラックという大きな町へ行き、
さらにガンビア方面行きのタクシ-に乗り換えて南下したところにあります。 →地図

任地での仕事
要請によると、同地には母子保健問題に対応できる機関・人材が不足しており、資格のある助産師は県内に2名のみ。他村落診療所には短期の研修を受けた主婦兼業の無資格サンバ(マトロン)が数名ずつ勤務しているにすぎない。マトロンの再研修はほとんど行われておらず、これらの人材に対する指導と地域住民への保健啓蒙を通し、同地の母子保健への協力を望まれている。

赴任前に考えること
活動に関しては、まず行ってみないとわからない。どれだけ現地の人々とコミュニケ−ションをとれるのか。どれだけの情報を得て地域診断ができるか。などが今後の重要なカギとなる。
良い仕事のパ−トナ-を見つけ、村を廻ってその地域でのお産を見てみたい。そして、各家庭の出産状況などを聞いてどれだけの赤ちゃんを産んでどれだけ亡くなっているのか?どんな原因でなのか?ということを把握したうえで、改善点を現地の人々と見つけていきたい。リスクを減らすには、医療の向上ばかりではない。ケアの充実、身近な医療者の適切な判断が重要だと思うので、皆さんに協力してもらいより良い母子の環境を整えていければいいなと思う。

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